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Group Fight: MOSSA本家による解説(1) - ジャブ編

MOSSA本家によるGroup Fight基本動作の解説動画のご紹介です。よくある間違いと正しいフォームについて説明されています(下図は画像なので動画を再生するにはその下のリンクをクリック)。 MOSSA Facebook Let's Move (2016年...

2017年1月28日土曜日

Group Fight: MOSSA本家による解説(1) - ジャブ編

MOSSA本家によるGroup Fight基本動作の解説動画のご紹介です。よくある間違いと正しいフォームについて説明されています(下図は画像なので動画を再生するにはその下のリンクをクリック)。




MOSSA Facebook Let's Move (2016年10月10日) : Hey GROUP FIGHT INSTRUCTORS - do you want a better Jab, Hook, and Front Kick? Check out these simple strategies to make your execution even more expert and authentic!


このブログでは全訳は扱いませんので詳細は動画を参照いただけると幸いですが、動画で説明されているジャブ、フック、アッパーカット、フロントキックについて4回に分けて要点のみをまとめてみます。


まず今回はその第1回「ジャブ」について(動画では0:43~)。

まず重要なキーワードは「ビジュアライゼーション」。直訳すると「可視化」となりますが、この場合には目の前に仮想の相手(敵)がいるかのように想定して動作(攻撃)する、つまりシャドーボクシングみたいなことですね。よくインストラクターの方が「相手の鼻を目がけてパンチしましょう」などとキューイングされているものです。


ジャブの正しい動作とは、ヒップとコアからパワーを胴体を通じて肩や腕に伝えられるようにすることであり、ここでもきちんと目の前に相手を想定することでフォームを改善することができます。英語のHip(ヒップ)が指す部位は日本語の「お尻」や「腰」とは少し異なりますがそれは別エントリで触れたいと思います。例えば安易に「腰」と訳してしまうと身体のローテーション動作を単なる腰椎を回旋させてしまう動作と勘違してしまう場合もありますので・・・

  • ジャブのよくある間違い(1)(動画では1:00~)
身体の十分なローテーション動作なしに肩の位置からそのまままっすぐのラインでパンチを繰り出すフォーム。これではターゲットをきちんととらえることができません。ターゲットは相手の鼻です。自分の目の前に相手(敵)の顔面をきちんと想定して、体の中心線上にある鼻(ターゲット)を目がけてパンチすることで自然と体をローテーションさせ、パンチの正確さとパワーを増大させ、ヒップから生み出されたパワーをジャブ動作へ伝えることができます。
  • ジャブのよくある間違い(2)(動画では1:30~)
パンチをする際に十分に腕を伸ばさないまま(不完全な打撃のまま)そのまま戻してしまう。動画ではこの縮こまった両腕によるフォームを恐竜のTレックスアームと呼んでいます(笑)。ここでも相手の顔面を想定してパンチが相手の鼻(ターゲット)に打撃を加えるように意識することで手を十分に伸ばすことができる。また自分の顔の近くにこぶしを構えるガードポジションからパンチを繰り出すのがダイレクトで効率的なパンチの打撃ラインであり、より本物っぽい動作となる。

第2回「フック編」へ続く



(1)ジャブ編
(2)フック編
(3)アッパーカット編
(4)フロントキック編






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