注目の投稿

Group Fight: MOSSA本家による解説(1) - ジャブ編

MOSSA本家によるGroup Fight基本動作の解説動画のご紹介です。よくある間違いと正しいフォームについて説明されています(下図は画像なので動画を再生するにはその下のリンクをクリック)。 MOSSA Facebook Let's Move (2016年...

2017年2月7日火曜日

今、一番すごいアスリートは?

以前、ViPRの講習会に参加させていただいた際に、現在において最も身体能力の高い競技者はMMA(Mixed Martial Arts、総合格闘技)の選手だろうというお話を先生から伺いました。また先生によると彼らの多くは単なる根性論ではなく、実に科学的なまた総合的なメソッドに基づいてトレーニングを行っているのだそうです(高学歴の選手も多いそうですよ)。
「Group Fight  is an explosive MMA cardio and strength workout.」
MMAといえばGroup Fightのコレオのベースになっている競技ですね。

MMAのアスリートがどんなトレーニングを行っているのかFitness junkieさんのブログに紹介されていました。

UFCのスター、コナーマクレガーのトレーニング方法とは?
(以下は引用です)
「総合格闘技がウェイトリフティングとスパーリングに重点を置きすぎていると感じていた。自分はそうしたトレーニングには関心がなかったんだ。身体を左右に動かすのはなのだから、そのようなトレーニングを行わなければならない。」と彼は話します。
「総合格闘技は、ヘビーリフティングやスパーリングだけではない。身体が自由にフレキシブルに、バランスをもって動くこと、これが格闘技の基本だ。人間のあらゆる身体の動きをマスターすることを心掛けてきた。正直、動きのマスターという面ではまだ白帯だと考えているが、勝負はまだ始まったばかりだ。一つのスタイルのトレーニングに執着することなく、あらゆる面からのトレーニングを行うべきだと思う。どんなトレーニングを取り入れることにもオープンでいる。」
「コナーは流動性リズムアングルをケージに持ち込みました。これらは型破りなもので、それによって異なる姿勢をとり、届かないはずのところにも届き、そして予測不可能な場所にテレポートするような動きも可能にしたのです。彼は選手としては非常に誤解されています。多くの人々は彼の高度なノックアウト技術を賞賛しますが、見えないけれど大事なことを見逃しています。直接的には見えない技術のおかげで彼はよりパワフルで強力になったのだと私は考えています」
「今、コナー・マクレガーは総合格闘技界の動きの革新を主導しています。彼が非常に多様な動きを持ち込んだことで、純粋な筋肉層やストレングス、強靭なスタミナといったことへの注目度は下がりました。こうしたことは実際、時に無駄でしかないのです。コナーは新しい事を探求していくことに非常に積極的で、そして素早く学んだことを生かす能力があります」
実際に彼はヨガなどもトレーニングに取り入れているそうです。意外ですよね。詳細はFitness junkieさんのサイトをご参照ください。こちらの記事もお勧めです。


昨日の記事でふれたプライオメトリクスやコアトレーニングもMMAトレーニングにちゃんと取り入れられているそうです。


ViPRが目指している総合的な運動能力、つまり筋トレはもちろん重要だが、それを動力とする関節や情報を収集する固有受容器(体の各部位の位置や運動速度や重力を感じる内部センサー)やそれを脳へ伝える神経系、そしてそれらすべてを操る脳(中枢神経系)のトレーニングも不可欠というムーブメントトレーニングの哲学に非常に通じるものを感じました。ファンクショナルトレーニングでは「神経筋効率(Neuromuscular efficiency)」や「機能的筋力(Functional strength)」と呼ばれることもあります。人間には「強い筋力」(筋トレ)と「操る脳力」(脳トレ)の両方が必要ということになります。これらはMMAアスリートやプロの選手にだけ求められるものではなく、むしろ私たち一般の人間がケガのリスクを回避するなどの日常生活を安全に快適に過ごすためにむしろ必要とされていることかもしれません。


またMMAをベースとしているMOSSAのGroup Fightに参加することでリズミカルかつ三次元に動きまくり(笑)、脳トレを含む総合的な運動能力を鍛えていきましょう。

ちなみにGroup Power Jan17 デモ動画の冒頭(0:19~)で、Tiagoさんが「機能的筋力(Functional strength)は・・・」とかムーブメントトレーニングだってネタバレしてます。楽しみですね!



0 件のコメント:

コメントを投稿