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Group Fight: MOSSA本家による解説(1) - ジャブ編

MOSSA本家によるGroup Fight基本動作の解説動画のご紹介です。よくある間違いと正しいフォームについて説明されています(下図は画像なので動画を再生するにはその下のリンクをクリック)。 MOSSA Facebook Let's Move (2016年...

2017年2月1日水曜日

Group Power: MOSSA本家による解説(2) - パワークリーン編

「Group Power: MOSSA本家による解説(1) - スクワット編」に続き(2)パワークリーン編です。動画では2:18~あたりです(下図は画像なので動画を再生するにはその下のリンクをクリック)。

パワークリーンはGroup Powerでそれほどキツいというわけではないが、最も複雑な種目だそうです。パワークリーン中には、多くの動作が特定の順序かつ複数の関節をまたいで発生します。難しい種目であるため、まずは安全面を第一に実施するように注意しましょう。

パワークリーンは個々の筋肉のストレングス(筋力)を鍛えるというよりも全身を使って爆発的なパワー(筋力×スピード)を最大限に効率よく生み出すためのよりテクニカルな側面が強いトレーニングととらえた方が良いでしょう(オリンピックリフティングの動作の一部を切り出したものですし・・・)。ストレングスとパワーの違いはこちらのエントリもご参考までに。


- パワークリーンでよくある間違い(1)(動画では2:38~)

パワークリーンはまず両腕で正面に構えたバーベルを下げるローディングフェーズ(力をためるフェーズ)から始まります。多くの方々がバーベルを膝下まで下げそこから引き上げようしますが、それでは位置が低すぎます。バーベルを下げる適切な位置は腿(もも)の半分(真ん中)の高さくらいまでよく、その位置から上方へ持ち上げるのがバランスのとれた安全で効果的なやり方です。こうすることによって背中やヒップを穏やかな負荷で伸展させることができ、平均的なGroup Powerの参加者にとって安全なやり方となります。



- パワークリーンでよくある間違い(2)(動画では3:28~)

ローディングしたバーベルを一気に胸の高さまで持ち上げるフェーズで、バーベルが正面で弧を描くような軌道を描いてしまう(リバースカールをしてしまう)という間違った動作です。この動作を行ってしまうと腕の筋力を使ってバーベルを持ち上げてしまっていて、ターゲットである背中や足のトレーニングになりません。これはバーベルのバーを握っている両手の幅が狭すぎる場合によく起こります。正しくは下に構えた位置(腿)から胸の位置まで、まっすぐ垂直にバーベルを持ち上げます(バーを最短距離で素早く上方へ移動させようと意識してみましょう。弧を描くラインでは遠回りになってしまいます。つまりバーをまっすぐなラインで持ち上げるのが最も効率的な動作です)。考え方としてはリバースカールではなくアップライトローの肘(ひじ)の引き上げ動作をまず行い、次にバーの下へ肘(ひじ)をすばやく潜り込ませる動作となります。

動画では踵(かかと)が上がるほどの勢いを使ってバーベルを上へ引き上げていますね。パワーを爆発させましょう。



(1)スクワット編
(2)パワークリーン編




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