パワークリーンはGroup Powerでそれほどキツいというわけではないが、最も複雑な種目だそうです。パワークリーン中には、多くの動作が特定の順序かつ複数の関節をまたいで発生します。難しい種目であるため、まずは安全面を第一に実施するように注意しましょう。
パワークリーンは個々の筋肉のストレングス(筋力)を鍛えるというよりも全身を使って爆発的なパワー(筋力×スピード)を最大限に効率よく生み出すためのよりテクニカルな側面が強いトレーニングととらえた方が良いでしょう(オリンピックリフティングの動作の一部を切り出したものですし・・・)。ストレングスとパワーの違いはこちらのエントリもご参考までに。
- パワークリーンでよくある間違い(1)(動画では2:38~)
パワークリーンはまず両腕で正面に構えたバーベルを下げるローディングフェーズ(力をためるフェーズ)から始まります。多くの方々がバーベルを膝下まで下げそこから引き上げようしますが、それでは位置が低すぎます。バーベルを下げる適切な位置は腿(もも)の半分(真ん中)の高さくらいまでよく、その位置から上方へ持ち上げるのがバランスのとれた安全で効果的なやり方です。こうすることによって背中やヒップを穏やかな負荷で伸展させることができ、平均的なGroup Powerの参加者にとって安全なやり方となります。
- パワークリーンでよくある間違い(2)(動画では3:28~)
動画では踵(かかと)が上がるほどの勢いを使ってバーベルを上へ引き上げていますね。パワーを爆発させましょう。
(1)スクワット編
(2)パワークリーン編
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